低身長で低年収の男性の婚活。二重の不利を一手で外す考え方
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身長も年収も足りない。二重に詰んでいる気がして、婚活に踏み出せない。確かに、どちらか一方でも不利に語られるものが二つ重なると、絶望的に思えます。でもデータを見ると、どちらも「会う前に切られる必須条件」ではありません。そして、この二つの不利は、ある一手でまとめて小さくできます。順に具体的に見ていきます。
二重の不利の、実像をデータで見る
まず、それぞれの不利が実際どれくらいのものかを数字で確かめます。
身長について。婚活関連企業のPresiaの調査(PR TIMES発表)では、女性の66.9%が「低身長の男性も結婚相手の対象になる」と回答し、170cm未満まで許容する女性は7割以上でした。理想として170cm以上を挙げる人は多いものの、それは加点であって足切りの必須条件ではありません。厚生労働省の国民健康・栄養調査(令和元年)でも、若い世代の男性の平均身長はおおむね171cm前後で、170cm未満は「平均より少し下」の位置です。
年収について。女性が経済力を見るのは事実で、第16回出生動向基本調査(2021年)でも、相手の経済力を重視・考慮する傾向は男性より女性のほうが強い。ただ、国税庁の民間給与実態統計調査(令和5年分・2023年)では、20代後半男性の平均給与は約429万円。婚活でよく目安にされる「年収500万円以上」に20〜30代前半で届く男性は、多数派ではありません。女性の希望ラインと実際の年収には、構造的なギャップがあります。
どちらの数字も、「あなただけが脱落している」とは言っていません。不利は確かにあるが、必須条件ではない。ここを出発点にします。
知恵袋には、身長160cm以下の男性が婚活自体を無駄だと感じてしまうという相談が寄せられています(Yahoo!知恵袋)。身長や年収の数字だけで、会う前に無駄だと結論づけてしまう声は多く見られます。情報が足りないと、現実より厳しく自分を見積もってしまいます。
アプリでは、二つのフィルタが掛け算になる
二重の不利がいちばん効いてしまう場所は、マッチングアプリと条件検索型の相談所です。理由ははっきりしています。ここでは、相手が検索条件で「170cm以上」「年収500万円以上」と指定でき、その両方で絞る女性に対しては、身長のフィルタと年収のフィルタが掛け算で効くからです。
片方だけなら通っていた相手にも、両方で切られる。母数が一気に減るのはこのためです。「二重に詰んでいる」という感覚は、気のせいではなく、条件検索という仕組みが生む現象です。逆に言えば、この仕組みの外に出れば、二つの不利は同時に小さくなります。
だから、いちばん効く一手は「場を変える」
身長も年収もすぐには変えられません。でも、戦う場は今日変えられます。会う前に数値で絞られる場をやめて、会ってから人柄で判断される場に移す。これが、二つのフィルタを一手でまとめて外す方法です。
国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査(2021年)でも、結婚相手の条件で最も重視されるのは男女とも「人柄」です。会えさえすれば、人柄で評価される余地は十分にあります。具体的には次の場が向いています。
- 結婚相談所のお見合い(仲人経由): 仲人が間に入り、身長や年収だけで切られず会ってもらえる確率が上がる。条件より相性で引き合わせてくれる。男性に特化して戦略を立てるヒーローマリッジや、成婚料がかからないnaco-doのように費用の考え方が違うところもあるので、総額を無料相談で確かめてから決めてください


- 知人の紹介: 身長も年収も承知のうえで会えるので、足切りがそもそも起きない
- 趣味のつながり: 共通の活動を通じて、数値より先に人柄から知ってもらえる
- アプリと相談所の中間: 相談所の数十万円が難しい場合の選択肢。IBJブライダルネットのように月額でサポートが付くサービスなら費用を抑えられます。ただし条件検索で探す作業は残るので、身長の足切りを完全に避けられるわけではありません

データの通り170cm未満を許容する女性は7割以上で、年収だけで切らない女性も一定数います。問題はその層に「会う前に弾かれて届かない」ことなので、届く場所に移るだけで通過率が変わります。
重ねた不利は、片方ずつ見せ方を整える
場を変えたうえで、身長と年収それぞれの見せ方を整えます。ここは一個ずつで十分です。各論は専用の記事に具体策をまとめています。
- 身長は、写真と服で印象を整えられます。同系色でまとめて縦のラインを作る、ジャストサイズを選ぶ、インソールは2〜3cmまで。詳しくは低身長男性の婚活に。自分の身長の立ち位置は身長の立ち位置チェックで確かめられます
- 年収は、「一緒に暮らせる力」で補えます。プロフィールに、共働き前提・家事分担・金銭感覚を具体的に書く。詳しくは年収が低い男性の婚活に
共働きを前提に考えています。家事は分担したくて、料理は週3回は自分が作っています。お金は派手に使わず、毎月コツコツ貯金しています。
このように暮らしが想像できる具体を書くと、「身長も年収も平均的ではないが、一緒に暮らせそう」と伝わります。スペックの数字を、生活力と人柄で上書きするイメージです。
狙う相手を、ずらす
二重の不利があるのに、年下で条件のいい女性だけを狙うと、いちばん競争が激しい層で二重フィルタを正面から受けます。申し込む相手を、次のようにずらします。
- 年収を必須条件に設定していない女性、共働きを前提に考える女性
- 自分と同年代から年上まで。若い層より、年収や身長だけで切らない傾向がある
- 身長の条件を書いていない、または幅を持たせている女性
高条件を求める少数の女性に応募が殺到する構図なので、そこを外すだけで会える確率が上がります。これはうまくいかない男性の記事の「狙う相手をずらす」と同じ考え方です。
自分を責めすぎてしまうとき
身長と年収という二つの数字が、自分の人間としての価値とくっついて苦しいときがあります。でも、どちらも条件の一部で、あなたの値段ではありません。引け目が強いときは婚活で自信がない人へと自己肯定感の現在地チェックを、疲れて動けないときは婚活に疲れたときを見てください。落ち込みが強く続いて生活に支障が出ているなら、各都道府県の精神保健福祉センターや、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)に一度つながってください。
最初の一手
身長も年収も足りないと感じるとき、その不利は本物ですが、どちらも会う前の必須条件ではありません。二重に詰んで見えるのは、アプリの条件検索で二つのフィルタが掛け算になるから。最初の一手はこれです。条件検索で絞られるアプリ一本をやめ、仲人経由のお見合いか知人紹介を1つ足す。それだけで二つのフィルタを同時に外せます。あとは身長を写真と服で、年収を共働き前提と家事分担のプロフィールで、片方ずつ整える。数字は変えられなくても、届く場と見せ方は変えられます。