婚活に疲れた・やめたいあなたへ。休む基準と、続けるなら変えること
お見合いやメッセージのやりとりがしんどい、もうやめたい。婚活に疲れたとき、その疲れは甘えでも根性不足でもありません。まず疲れの正体を見て、休んでいい基準、続けるなら何を変えるかを順に挙げます。
婚活は、結婚の入口の一つにすぎない
リクルートブライダル総研の婚活実態調査2024によると、2023年に結婚した人のうち、婚活サービス(アプリ・相談所・パーティーなど)を通じて結婚した人は15.3%でした。
この数字は二つのことを示します。一つは、婚活サービスで結婚する人は確かにいるということ。もう一つは、結婚した人の多くは婚活サービス以外の出会いだったということです。つまり婚活は、結婚に至る入口の一つにすぎません。いま一つの方法で消耗しているなら、休んでも、方法を変えても、別の出会いに賭けてもいい。一本道で頑張り続ける必要はない、というのが出発点です。
当事者の声を並べてみる
同じ疲れを抱える人は大勢います(プライバシーのため趣旨を要約しています)。
知恵袋には、27歳の女性が1年ほどマッチングアプリを使い続け、もう疲れてしまったという相談が寄せられています(Yahoo!知恵袋)。
結婚相談所に入会した直後に気持ちが落ち込み、婚活そのものをやめてしまったという相談も見られます(Yahoo!知恵袋)。
婚活を始めてから毎日が苦痛で、早くやめたいという声もあります(Yahoo!知恵袋)。
なぜ婚活は疲れるのか
疲れは性格のせいではなく、婚活という仕組みから生まれます。初対面の相手に評価され続け、お断りが積み重なり、SNSでは同年代の結婚報告が流れ、いつ終わるかも分からない。この4つが同時にかかれば、誰でも消耗します。自分が弱いからではありません。
休んでいい基準と、休み方
次のどれかに当てはまるなら、一度休んでいいサインです。
- お見合いやデートの予定を考えると、気が重くて仕方ない
- 申し込みやメッセージを開くのが苦痛で、後回しにしている
- うまくいかないたびに「自分はダメだ」と責めてしまう
休むと決めたら、中途半端にしないこと。具体的にはこうします。
- アプリは休会か一旦退会する(課金を止めるだけでも気が楽になる)。相談所は休会制度の有無を確認する
- 婚活関連の通知をすべてオフにする。結婚報告が流れてくるSNSアカウントはミュートする
- 「1か月休む」のように期間を決める。期間を区切ると、罪悪感なく休めて、再開もしやすい
- 休む間に婚活のことを考えない。趣味や、婚活と関係ない人と過ごす時間に充てる
休むのは脱落ではなく、続けるための整備です。
続けるなら、消耗を減らす具体策
やめたくはない、でも今のままはつらい。その場合は、疲れる原因を減らします。
- 量に上限を決める:「同時進行は3人まで」「週に会うのは1人まで」と決め、無制限にやりとりを抱えない
- 合否を母数で見る:お断りは確率の問題で、回数が増えれば必ず起きます。1回ごとに落ち込まない考え方は婚活で自信がない人へで具体的に書いています
- 疲れる場から変える:大量のメッセージ処理で消耗するアプリ中心なら、仲人が間に入って数を絞れる相談所型に切り替えると、やりとりの負担が減ります
その疲れの先に、心の不調があるとき
ここは慎重に書きます。次のような状態が続くなら、それは婚活疲れの範囲を超えているかもしれません。
- 夜眠れない、または朝起きられない
- 食欲がない、または食べすぎてしまう
- 好きだったことも楽しめない
- 婚活と関係ない場面でも、気分が晴れない日が続く
これらは、うつなど心の不調のサインのことがあります。必要なのは婚活の工夫ではなく、専門の助けです。各都道府県の精神保健福祉センターや、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)、24時間対応のよりそいホットライン(0120-279-338)に、つながってください。
あなたの婚活疲れ度をチェックする
いまの疲れがどのくらいか、目安を知りたい人は婚活疲れ度チェック(匿名・無料・8問)を使ってください。診断ではなく、休むか・続けるか・専門に相談するかを考える材料です。
最初の一手
婚活疲れは、評価され続ける仕組みから来る自然な反応で、弱さではありません。婚活は結婚の入口の一つにすぎないので、消耗しているなら休んでいい。最初の一手は、アプリを1か月休会し、通知とSNSの結婚報告をオフにすること。眠れない・楽しめない状態が続くなら、婚活より先に専門の窓口へ。