バツイチ子持ちの再婚は難しい?子どもと自分を大事に進める手順
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子どもがいて、もう一度結婚していいのか。相手に子持ちをどう伝えるか。子どもとパートナーの関係をどうするか。バツイチ子持ちの再婚は、自分の幸せと子どもの生活が絡むぶん、迷う場面が独身の婚活より多くなります。データで現実を押さえ、子どもを最優先にしたまま動ける手順を、順に具体的に並べます。
再婚は、珍しいことではない
まず現実から。厚生労働省の2024年人口動態統計(確定数)では、その年に結婚した人のうち、夫が再婚のケースは17.9%、妻が再婚のケースは15.6%。夫婦のどちらか一方または両方が再婚という組み合わせは、婚姻のおよそ4件に1件にのぼります。再婚は特別なことではなく、社会の標準的な選択肢の一つです。
知恵袋には、32歳でバツイチ子持ち、再婚を望みながらも婚活に疲れてしまったという相談が寄せられています(Yahoo!知恵袋)。子どもを育てながらの婚活は、独身のときよりも消耗しやすく、疲れの声が多く見られます。
「難しい」と感じる正体は、母数ではなく前提のすり合わせ
再婚が珍しくないという数字と、実感としての「難しさ」がずれるのは自然です。ただ、その難しさの中身を分けると、打つ手が見えてきます。
難しくしているのは、相手の母数そのものより前提のすり合わせが増えることです。独身同士なら本人同士の相性だけで進みますが、子どもがいると、子どもの受け止め方、養育費や親権といったお金と手続き、元配偶者との関係まで確認事項に入ります。この項目数の多さが「難しい」の実体です。
逆に言えば、前提を早い段階で開示するほど、難しさは減ります。子持ちを隠して進めれば母数は一時的に増えますが、後で分かったときの不信感で失う確率が上がる。最初から開示して、それでも会いたいという相手だけと進むほうが、結果的に早い。以下の手順は、この考え方で並べています。
数の上で珍しくないとはいえ、子どもがいる婚活には独自の段取りが要ります。以下、つまずきやすい順に挙げます。
1. 子持ちは、隠さず早めに伝える
いちばんやってはいけないのが、子どもの存在を隠して進めることです。後で分かったときの不信感は、子持ちであること自体よりずっと相手を遠ざけます。
- 相談所やアプリでは、プロフィールの段階で「子どもがいる」と明記する。子持ちを前提に会いたいと思った相手とだけ進むほうが、結局は早い
- アプリの自己紹介文では、事実を一行で添える。「小学生の子どもと二人暮らしです。子どもを大切にしてくれる方と、穏やかな家庭を作れたら嬉しいです」のように、状況と望む暮らしをセットで書く
- 子どもの写真は載せない。子どもの個人情報とプライバシーを守るのは親の役割です
相手の側にも不安はあります。
知恵袋には、婚活で出会ったバツイチ子持ち男性との再婚にどんなデメリットがあるか教えてほしいという相談も寄せられています(Yahoo!知恵袋)。相手も、子どもや養育費、元配偶者との関係を現実的に心配しています。だからこそ、こちらが早めに正直に開示するほど、相手は安心して判断できます。
2. 子どもとパートナーを、急に会わせない
ここが再婚でいちばん慎重になるべき場面です。交際相手を子どもに会わせるのは、関係が固まってからにします。
- 交際の初期に子どもへ会わせない。別れた場合、子どもが「また人がいなくなった」と傷つきます。会わせるのは、再婚を現実に考える段階に入ってから
- 最初は「親の知り合い」として、短時間・公園や食事など子どもが安心できる場で会う。いきなり「新しいお父さん(お母さん)」と紹介しない
- 子どもの反応を最優先に観察する。子どもが嫌がる素振りを見せたら、ペースを落とす。子どもには、無理に仲良くする義務はありません
- 相手にも、子どもにすぐ親役を求めないでほしいと伝えておく。継親子の関係は、時間をかけて作るものです
子どもの年齢で受け止め方は変わります。幼いほど環境変化に敏感で、思春期は反発が出やすい。どの年齢でも共通するのは、子どもに「あなたを最優先にしている」と態度で示し続けることです。
3. お金と手続きは、感情と切り離して確認する
再婚には、恋愛感情とは別に、現実的な確認事項があります。これは専門領域なので、ここでは「何を、どこに相談するか」だけを示します。断定的な助言はしません。
- 養育費(受け取る側・支払う側のどちらでも)、親権、戸籍や子の姓、再婚後の扶養や相続は、思い込みで進めず正確に確認する
- 法律やお金の相談は、法テラス(日本司法支援センター)(サポートダイヤル 0570-078374)で、収入要件に応じて無料相談が利用できます
- 養育費やひとり親の支援は、お住まいの自治体のひとり親家庭支援の窓口や、養育費に関する相談窓口で確認できます
- 元配偶者との関係(面会交流など)は子どもの権利にも関わるため、感情で決めず、必要なら上記の窓口を使う
お金と手続きを早い段階で整理しておくと、再婚の話が進んだときに慌てずにすみます。
4. 場の選び方
子持ちであることを前提に動けるかどうかで、場の向き不向きが分かれます。
- 結婚相談所(IBJ系など): 婚歴や子どもがいることを知ったうえで「会いたい」と思った相手とだけお見合いできます。カウンセラーを通して、相手が子持ちをどう受け止めているか確認できるのも利点。子持ちの婚活では効率的な場です。費用は入会から成婚まで合計で数十万円
- マッチングアプリ(Pairsなど): プロフィールに子持ちと明記すれば、理解のある相手とつながれます。安く始められますが、自分から条件を絞って探す手間はかかる。再婚やシングルの親への理解がある人が多い婚活アプリとしてマリッシュのようなサービスもあります

- 婚活パーティー: 「再婚者向け」「子持ち歓迎」と銘打った回を選ぶと、前提を共有した相手と会えます
どの場でも共通する軸は、子持ちを隠さず、それでも会いたい人とだけ進むことです。最新の婚活サービス経由の結婚割合などは婚活データ定点観測にまとめています。年齢も重なって不安ならアラフォー独身男性の婚活も参考になります。
5. 自分を後回しにしすぎない
子持ちの親は、自分の幸せを後回しにしがちです。でも、親が穏やかでいることは、子どもにとっても良い環境です。再婚を考えること自体に、後ろめたさを持つ必要はありません。
婚活に疲れて動けなくなっているなら、一度立ち止まる方法を婚活に疲れたときに、「自分なんて」と引け目が強いなら婚活で自信がない人へにまとめています。子どもを大切にしながら、自分の人生も大切にしていい。両方を諦めなくてかまいません。気分の落ち込みが強く日常に支障が出ているときは、お住まいの地域の精神保健福祉センターやこころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)に相談してください。
守る軸は5つ
再婚は婚姻のおよそ4件に1件で、珍しいことではありません。バツイチ子持ちの婚活で守る軸はこれです。子持ちは隠さず早めに伝える。交際相手と子どもは、関係が固まってから、子どものペースで会わせる。お金と手続きは法テラスや自治体の窓口で正確に確認する。場は子持ち前提で動ける相談所を軸にする。そして、自分の幸せを後回しにしすぎない。子どもと自分、どちらも大事にしたまま進められます。