恋愛経験なしの男性へ。婚活で「やばい」と思う前に見るデータと具体策

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恋愛経験がないまま婚活していいのか。デートもしたことがないのに、と一歩手前で止まる人は多いです。でも交際経験ゼロは珍しくなく、つまずく場面も決まっています。一つずつ、具体的な手を見ていきます。

恋愛経験ゼロは未婚者の約4割

国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査(2021年)では、18〜34歳の未婚者で異性との交際経験がある人は約6割。裏を返せば約4割は交際経験がありません。珍しい少数派ではなく、婚活市場にも同じ位置の人が大勢います。

知恵袋には、30歳を過ぎて恋愛経験の少なさを後悔し、同じように感じる人がいるのか尋ねる相談が寄せられています(Yahoo!知恵袋)。

結婚相談所で恋愛経験のない男性と真剣交際に進み、恋愛感情はこれからという段階でどう関係を進めればよいか悩む女性側の相談も見られます(Yahoo!知恵袋)。

経験ゼロでも真剣交際に進む人は実在します。問題は経験の有無ではなく、慣れない場面での振る舞いです。以下、つまずく順に、具体的な手を挙げます。

1. デートの店選び

当日その場で「どこ行きましょうか」と相手に委ね、迷って時間を使うのが典型です。店は会う前に自分で決めて予約します。ここでチェーン店を雑に指定すると「とりあえずで選んだ」感が出ます。ひと手間かけて落ち着いた個人店を1軒見つけておくと、それだけで「ちゃんと考えてくれた」と伝わります。

探し方は、待ち合わせ駅か相手の最寄り駅で、次のように調べます。

実際に調べると、たとえば池袋では、個室のある「24/7 cafe apartment 池袋」、全席ソファの「CheeseTable 池袋店」、落ち着いた喫茶店の「珈琲亭 蚤の市」「服部珈琲舎」などが、会話しやすい静かさと席のゆとりからデート・婚活向けとして紹介されています。自分の地域でも、上の探し方で同じ条件の店が見つかります。相手の最寄りか二人の中間地点で、こうした店を1軒押さえておきます。選ぶ基準は、①席の間隔が広い、または半個室 ②静かで普通の声が届く ③90分長居しても急かされない ④1人2,000円以内(初回で見栄を張らない)⑤駅から近い、の5つです。

避けるのは、スターバックスやドトールなど混むチェーン(席が近く声が筒抜け、長居しづらい)、初回の居酒屋(騒がしく酔いで失敗しやすい)、緊張する高級店です。「コメダでいいか」は、空いていれば会話自体はできますが、上のような個人店のほうが印象は確実に上がります。

予約は電話で「2名、〇時から、できれば奥の静かな席で」と頼みます。予約できない店なら開店直後など空く時間を狙います。所要は初回60〜90分で切り上げ、物足りないくらいで終わると次につながります。

2. 会話

沈黙が怖くて自分の話で埋めようとすると空回りします。話す割合は相手7・自分3が目安です。やることは決まっています。

まず事前準備として、相手のプロフィールから話題を3つメモしておきます(仕事、趣味、出身地など)。当日はこの型で回します。

相手の話を聞く → 「それって〇〇なんですか?」と一歩だけ深掘り → 相手が答える → 「自分も実は△△で」と一言だけ自分の話を返す → また相手に質問

NGは、「ご趣味は?」「お仕事は?」と質問だけを並べる尋問形式、沈黙が怖くて自分が長く喋ること、相手の話に「それは〇〇したほうがいい」とアドバイスや否定を返すことです。

沈黙したら、飲み物や店の話で軽くつなぎます(「このコーヒー、思ったより濃いですね」程度で十分)。沈黙を一瞬で埋めようと焦らないこと。数秒の間は相手も気にしていません。

3. LINE

即レスや長文は重く受け取られます。頻度と文量は相手に合わせます。相手が1日1通なら自分も同じくらい、相手が短文なら自分も短文。長文のポエムは送らないこと。

デートの後は、その日のうちに一度だけお礼を送ります。具体的な話題を1つ入れるのがコツです。

今日はありがとうございました。〇〇の話、面白かったです。また近いうちにお会いできたら嬉しいです。

次に誘うときは、「またいつか」で終わらせず、日程候補と店と理由をセットにします。

もしよければ来週末、また会えませんか? 土曜か日曜だと〇〇さんはどちらが都合いいですか? △△駅の□□というお店が落ち着いていて良さそうなので、考えています。

相手が「はい」か日程を選ぶだけで返事できる形にすると、返信のハードルが下がります。質問を投げて予定決めを相手に丸投げするのは避けます。

4. 経験のなさの伝え方

隠して場慣れを装うと、ぎこちなさとのギャップでかえって不自然になります。かといって初回にいきなり打ち明けるのは重い。仮交際に入った2〜3回目あたりで、一度だけ軽く伝えるのがちょうどいい塩梅です。

正直に言うと、これまで恋愛経験があまりなくて。リードが下手で戸惑わせるかもしれないけど、〇〇さんと会えて嬉しいです。気づいたことがあれば、遠慮なく言ってください。

やってはいけないのは、経験豊富なフリをすること、過去の恋愛をでっち上げること、逆に「どうせ自分なんて」と卑下しすぎて相手を困らせることの3つです。前述の女性の声のように、正直な開示を「教えてあげよう」と受け止める相手は実在します。

5. 出会いの場の選び方

経験ゼロなら、場の順番を間違えないことが効きます。

結論として、経験ゼロの最初の一歩は、仲人が伴走する相談所か、気心の知れた知人の紹介です。アプリ単独は後回しにします。相談所とアプリの費用や向き不向きを比べたい場合は、婚活はアプリと結婚相談所どっち?にまとめています。

不安が強くて動けないとき

経験のなさが「どうせ自分なんて」という自信のなさに直結している場合、根は別にあります。婚活で自信がない人へ自己肯定感の現在地チェックを先に見てください。原因の切り分けはうまくいかない男性の記事も参考になります。

経験のなさに加えて会話も苦手なら、恋愛経験なしでコミュ障の男性へに両方が絡む場合の進め方をまとめています。

最初の一手

交際経験ゼロは未婚者の約4割で、結婚できない理由にはなりません。最初の一手はこれです。結婚相談所か知人紹介で1件、会う約束を取る。店は「(駅名) カフェ 静か」で調べ、落ち着いて会話できるカフェを1軒予約する。当日は相手のプロフィールから話題を3つ用意し、相手7・自分3で聞く。これだけ決めておけば、初回は乗り切れます。経験は、この1回から積み上がります。