婚活データ定点観測。結婚・初婚年齢・婚活サービスの最新数字
結婚や婚活の数字は、煽る記事ほど都合よく切り取られます。このページは、結婚と婚活に関する公的データを出典つきで集め、定期的に見直す定点観測です。今どうなっているかを、数字そのもので確認します。
最終更新: 2026年7月22日。数字は各調査の最新の確定値・公表値です。速報段階のものは「概数」と明記しています(概数は後日の確定数で多少動きます)。新しい確定数や調査の最新年版が出たら更新し、下の「更新履歴」に残します。
今の数字(一覧)
| 指標 | 最新の数字 | 時点・出典 |
|---|---|---|
| 年間の婚姻件数 | 489,119組(前年比+4,027組・2年連続増) | 2025年・厚労省 人口動態統計(概数) |
| 婚姻率(人口千対) | 4.1 | 2025年・同上(概数) |
| 平均初婚年齢 | 夫 31.0歳/妻 29.7歳 | 2025年・同上(概数) |
| 50歳時未婚割合 | 男性 28.3%/女性 17.8% | 2020年・国勢調査 |
| 婚活サービス経由で結婚した人 | 15.3%(うちネット系 11.4%=過去最高) | 2023年婚姻者・婚活実態調査2024 |
| 18〜34歳の未婚で交際相手なし | 男性 72.2%/女性 64.2% | 2021年・出生動向基本調査 |
| 夫婦のどちらかが再婚 | 夫が再婚17.9%/妻が再婚15.6% | 2024年・人口動態統計(確定数) |
以下、それぞれの数字の読み方です。
結婚する人は、2年連続で増えた
厚生労働省の人口動態統計によると、2024年(確定数)の婚姻件数は485,092組で、前年の474,741組から1万351組増えました。さらに令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)では489,119組となり、前年から4,027組増えています。婚姻率(人口千対)も4.0から4.1へ上がりました。減少が続いていた流れの中での、2年連続の増加です。なお2025年は概数(速報値)で、確定数は後日あらためて公表されるため、数値が多少動くことがあります。
長い目で見れば婚姻数は減少傾向ですが、「みんな結婚しなくなった」と単純化できる動きではありません。直近では2年続けて増えています。
婚姻のおよそ4件に1件は、どちらかが再婚
同じ2024年の確定数で、結婚した人のうち夫が再婚だったケースは17.9%、妻が再婚だったケースは15.6%。夫婦のどちらか一方または両方が再婚という組み合わせは、婚姻のおよそ4件に1件にのぼります。再婚は特別な少数派の選択ではなく、社会の標準的なルートの一つです。子どもを連れての再婚を考えているなら、バツイチ子持ちの再婚・婚活に具体的な進め方をまとめています。
晩婚化は、ここ数年ほぼ頭打ち
平均初婚年齢は、2024年確定数で夫31.1歳・妻29.8歳、2025年概数では夫31.0歳・妻29.7歳でした。2005年と比べると2歳前後上がっていますが、ここ数年は横ばいで、直近はむしろわずかに下がっています。婚活の現場でも、30代前半は珍しい年齢ではありません。年齢を引け目に感じすぎる必要はない、というのが数字の示すところです。
50歳時未婚割合は、過去最高
総務省「2020年国勢調査」をもとにした50歳時未婚割合(生涯のうち一度も結婚しない人のおおよその割合)は、男性28.3%、女性17.8%。2015年の男性24.8%・女性14.9%から上がり、調査開始以来の最高です。
この数字は厳しく見えます。ただ、これは「結婚しなかった人の最終的な割合」であって、婚活している人の見込みではありません。動いている人の中での話とは別の指標です。次の数字と合わせて読むと意味が変わります。
出会いの2割強が婚活サービス、ネット系は過去最高
リクルートブライダル総研の婚活実態調査2024によると、2023年に結婚した人のうち、婚活サービス(結婚相談所・婚活サイト/アプリ・婚活パーティー等)を通じて結婚した人は15.3%。およそ7人に1人です。中でもネット系婚活サービス経由は11.4%で、過去最高を更新しました。
結婚した人が利用した婚活サービス別の割合は、婚活サイト45.2%、結婚相談所29.8%、オンラインの飲み会・交流会16.7%の順です。生涯未婚割合が上がる一方で、自分から動いて婚活サービスを使い、結婚に至る人はむしろ増えています。「待っていても出会いがない」なら、出会いの場を仕組みで作る側に回った人に結果が出ている、という構図です。
どの場が自分に向くかは、コンプレックスによって変わります。会話が苦手なら1対1で進む相談所か文章で温められるアプリ(コミュ障の婚活)、恋愛経験ゼロなら仲人が伴走する相談所か知人紹介(恋愛経験なしの婚活)が向きます。
未婚者の7割は「今、交際相手がいない」
国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査(2021年)では、18〜34歳の未婚者で交際相手がいない人は男性72.2%、女性64.2%。一方で、過去に交際経験がある人は男性60.0%、女性64.8%です。
つまり「今は相手がいない」が多数派で、特別なことではありません。婚活でつまずいて落ち込む場面でも、自分だけが取り残されているわけではない、という前提で読めます。
この数字を、自分に引きつけて読む
データをまとめると、こう読めます。
- 結婚する人は減少傾向だが直近は2年連続で増加。初婚年齢の上昇は頭打ちで、30代前半は普通の年齢
- 一生未婚の割合は過去最高まで上がっている。動かなければ厳しい方向に進む
- その中で、婚活サービスを使って結婚する人は増え、ネット系は過去最高。動いた人には結果が出ている
- 「今、交際相手がいない」未婚者は7割。出遅れている自分、という思い込みはデータと合わない
数字は全体の傾向で、個人の結果を決めるものではありません。年収・年齢・容姿・過去などの引け目をどう扱うかは、各記事に具体策をまとめています。年齢や年収が気になるなら年収が低い男性の婚活・低身長男性の婚活、過去や育ちが重いなら毒親育ちの婚活、もう疲れて動けないなら婚活に疲れたときを見てください。
更新履歴
- 2026-07-22: 2025年人口動態統計(概数)を反映し、婚姻件数・婚姻率・平均初婚年齢を更新(確定数は後日公表のため「概数」と明記)。婚活実態調査は2024が最新のため据え置き、50歳時未婚割合・出生動向基本調査も新版がなく維持
- 2026-06-23: 初版公開。2024年人口動態統計(確定数)・婚活実態調査2024・2020年国勢調査・第16回出生動向基本調査をもとに作成
この数字から読めること
結婚と婚活の数字は、煽りや切り取りに惑わされず、出典と時点をそろえて見ると景色が変わります。一生未婚の割合は過去最高まで上がる一方で、婚活サービスを使って結婚する人は増え続けています。差がついているのは、運や条件より「動いたかどうか」です。このページは毎月見直し、最新の確定数や調査年版に更新していきます。