婚活市場は崩壊してる? 2026年最新データで見る出会いの実態
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「婚活市場は崩壊している」「婚活市場はやばい」。検索するとこうした言葉が並びます。実際に婚活で苦戦していると、市場そのものが壊れているように感じるのは自然なことです。ただ、ここで言う「市場」は感覚の話ではなく、会員数や成婚数として毎月数字に出ています。出典つきで確かめます。
なぜ「崩壊」「やばい」と言われるのか
婚活が厳しいと感じる理由の多くは、自分の条件や進め方の問題ではなく、「そもそも出会いの場自体が縮んでいるのではないか」という不安から来ます。マッチングアプリで疲れた、結婚相談所は高い、周りは結婚していく。個人の実感がそのまま市場全体の話にすり替わりやすいところです。まず出会いの実際から見ていきます。
出会いのきっかけの実際
こども家庭庁が2024年11月に公表した調査(15〜39歳の男女2万人が対象、2024年7月実施)では、直近5年間に結婚した人の出会いのきっかけは、マッチングアプリが25.1%で最多でした。次いで職場や仕事関係が20.5%、学校が9.9%、友人・兄弟姉妹の紹介が9.1%です。既婚者の4人に1人がアプリで出会っている計算になります(こども家庭庁)。
同じ調査で、再婚者の婚活サービス利用率は38.9%、初婚者は28.8%でした。再婚のほうが10ポイント以上高く、バツイチでの婚活サービス利用は少数派の選択ではありません。
結婚相談所は縮んでいない
「アプリに流れて相談所は先細り」というイメージがありますが、最大手のIBJ(日本結婚相談所連盟)の実績はそうなっていません。2026年7月時点で登録会員数は111,047人となり、初めて11万人を突破しました。前年同月比で10.9%増です。同月の成婚組数は2,019組で前年同月比18.6%増、お見合い件数は101,790件で12.2%増でした(財経新聞)。
年間で見ても、2025年の成婚者数は19,112名、交際成立組数は160,435組です(IBJ公式データ)。会員数・成婚数のどちらも、縮小ではなく更新が続いています。
「男がいない」は本当か
婚活市場の男女比を心配する検索も多くありますが、IBJの会員構成(2026年4月時点)は男性55.5%、女性44.5%で、男性会員のほうが多い状態です(IBJ公式データ)。少なくとも国内最大の結婚相談所ネットワークにおいて、「男性が少なすぎて成立しない」という状況ではありません。
ただし男女比は年代や地域で変わります。首都圏では女性会員が多い傾向があるとする相談所側の情報もあるため、「市場全体」と「自分が動く地域・年代」は分けて見る必要があります。この記事の数字は全国・全年代の合計であることを踏まえてください。
婚活サービス経由の結婚は過去最高
リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2024」(2024年9月24日発表)によると、2023年に結婚した人のうち婚活サービスを通じて結婚した人の割合は15.3%でした。利用したサービスは婚活サイト・アプリが45.2%、結婚相談所が29.8%です。ネット系婚活サービス経由での結婚は過去最高値を更新しています(リクルート)。
崩壊しているどころか、婚活サービスを使って結婚する人の割合は右肩上がりです。市場が縮んでいるという感覚と、実際の数字は逆を向いています。
この数字をどう使うか
市場が壊れていないなら、苦戦の理由は別の場所にあります。年収や身長といった条件面の不利は婚活がうまくいかない男性へで構造と自分を切り分けていますし、アプリと相談所のどちらが自分に合うかはアプリと結婚相談所どっち?で動き方のクセから判断できます。再婚での婚活サービス利用率が高いというデータは、バツイチ子持ちの再婚にも関係します。
「相談所は高い」という感覚がチャネル選びの妨げになっているなら、実際の料金を先に見てしまうほうが早いので、婚活の値段表にアプリ・結婚相談所・婚活パーティーの費用を公式料金と調査データで並べています。
数字は毎月動くので、このページの数値は執筆時点のものです。継続的に更新している定点観測は婚活データ定点観測にまとめています。
最初の一手
婚活市場は崩壊しておらず、結婚相談所の会員数・成婚数、婚活サービス経由の結婚割合はいずれも過去最高圏で推移しています。最初の一手は、市場のせいにする前に、自分が今使っているチャネルを一度疑うことです。アプリだけ、相談所だけと決めつけず、向き不向きの記事で自分の動き方に合う場を確認してください。市場は動いています。動いていないとしたら、変えられるのはチャネルの選び方です。